経験者が明かす! フリーランスとして生き抜くための7つのルール

皆さん、こんにちは。

フリーランスという働き方は、自由で素晴らしい点がたくさんあります。好きな時間に起きて、お気に入りのカフェや自宅で仕事をして、日常の中でも自分らしいライフスタイルを築くことができるんです。これって会社員にはないフリーランスならではの魅力ですよね。

しかし、正直なところ、その背景には見えない挑戦や葛藤もたくさんあります。予測できない収入や仕事量、すべてが自己責任などなど…これらは、フリーランス特有の課題でもあります。

今回は、私自身がフリーランスとして歩んできた経験から、フリーランスとして生き抜くためのルールを7つほどお話ししたいと思います。これからフリーランスになろうと思っている方、もしくはすでにフリーランスとして活動している方々に、少しでもお役に立てるようなお話しができたらと思います。

それでは、早速見ていきましょう。

ルール1】自分の価値を正しく知る

皆さんは、自分のスキルや経験にどれくらいの価値があるかご存知ですか?

ここでのまず最初のルールは、自分の「価値」を正確に把握し、それに見合った報酬を受け取ることです。

自分の価値を正しく把握できていないと、実は市場価格よりもかなり低い価格で仕事を受けてしまっていた、なんてことがよくあります。また、実はスキルも経験もあるのに、単純に自信のなさから、ついつい低い価格で仕事を受けてしまっていた、なんてこともあると思います。しかし、それは長い目で見ると自分の価値を下げる行為にもつながります。

フリーランスになりたての頃は、私も自分の価値を低く見積もっていました。というより、正しくは自分の市場価値をきちんと把握していなかったのです。

しかし、他のフリーランス仲間と交流したり、制作会社さんと仕事をすることで、自分のスキルが実は市場でかなりの価値を持っていることに気がつきました。

ここで大切なのはきちんと情報収集をするということです。仕事のオファーを受ける前に、同じ業界のフリーランスとつながったり、ウェブで調査をしたりして適正な報酬がいくらなのかを確認しましょう。自分の価値をしっかりと知ることで、適切な報酬を得られるだけでなく、自分自身への自信もついてきます。

結論として、自分の価値を知ることは、フリーランスとしてのキャリアを築く上での基盤となります。自分のスキルや経験を正当に評価し、それに見合った報酬を求める勇気を持って、フリーランスの道を歩んでいきましょう!

ルール2】きちんとお金の管理をしよう

フリーランスとしての自由さは魅力的ですが、自由がゆえにお金を好き勝手に使っていいわけではありません。

むしろ会社員のように会社にお金を管理されてないフリーランスは、会社員以上にしっかりとしたお金の管理が必要となるのです。正直、私もフリーランスを始めた当初は、収入の不安定さや税金の問題に頭を抱えることが多かったです。

そこで大切になってくるのが、しっかりとした予算管理・計画をたてることです。

毎月の収入と出費をきちんと把握し、予想外の出費に備えるための「自己防衛資金」を準備することが大切です。そして、もちろん税金の計算も忘れずに。とはいえ、フリーランスが誰でもお金の管理がきちんとできているのかというと、決してそういうわけではありません。そういう方にぜひおすすめしたいのが、便利なツールを積極的に活用するということです。

例えば、初心者でも使いやすい無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」やよいの青色申告オンライン無料の確定申告自動化ソフト マネーフォワード クラウド確定申告などのクラウド会計ソフトが非常に便利です。

私自身も、最初は手探りでしたが、いくつかのソフトを試した結果、今はfreeeを使っています。

ここで繰り返しお伝えしたいのが、苦手なことは積極的に便利なツールや人に頼ろうということです。フリーランスだからといって、すべてを自分一人で解決する必要はありません。上記のような便利なツールを積極的に活用したり、先輩フリーランスや専門家に積極的にアドバイスを求めるのもおすすめです。

最後に、フリーランスとしての収入は確かに不安定かもしれません。しかし、しっかりとした資金計画を持ち、不安を少しずつ減らしていくことで、より安心してフリーランス生活を楽しむことができます。自分の夢を実現するためにも、このルールを忘れずに!

ルール3】人と積極的につながる

フリーランスとして働いていると「孤独」を感じたことはありませんか?

実は、私はそうでした。

「一人で仕事をしたい」と思ってフリーランスになったものの、いざなってみると思いのほか孤独を感じてしまったわけです…。ちょっと天邪鬼に聞こえますよね笑

そんな悩みを抱えてた時に、先輩フリーランスにその悩みを相談したところ、「もっと人と会え」と言われました。

まあ、いたってド正論なアドバイスなわけですが、そのアドバイス通りに、早速フリーランスの交流イベントに参加してみたのですが、そのアドバイス通り、そこで色んなフリーランスの方々と知り合うことができました。そして、気の合う仕事仲間も見つけることができたのです。

仕事仲間ができたのは当然嬉しかったのですが、それ以上の気づきとして、そのイベントで話したどなたもが、私の先輩フリーランスと同じように「人とのつながり」を大事にしていたということです。

皆さんいわく、人とつながることのメリットはたくさんあり、例えば、お仕事の紹介はもちろん、業界のトレンドを知れたり、フリーランスあるあるの悩みの相談ができる、というのが人とつながることで得られるメリットということでした。

私は、単純に孤独を解消したいという理由で人とのつながりを求めていたのですが、それ以上に人とつながることの多くの利点に気づくことができたのです。

「でも、どうやって人とつながればいいの?」そんな疑問を持っている方もいるかと思います。

そんな方には、私のようにフリーランスの集まりに参加したり、オンラインのセミナー、ミートアップ、交流イベントなどに参加してみるのがおすすめです。オンラインで検索すると、いろんなイベント情報が出てくるので、その中で自分がピンとくるものに参加してみてください。(ただ、中には怪しいものもあるので、そこは自己責任でお願いします汗)

ルール4】常にスキルアップを心がける

フリーランスとして働いていると、自分のスキルがどれだけ大事か実感しますよね。

皆さんもご存知の通り、この世界は日々変化しています。今のスキルが明日も同じ価値を持っているとは限らないのが、まさに昨今のトレンドでもありますよね。

技術の進歩、業界の変化…。これらの流れに取り残されないように、常にスキルアップを心がけることが、フリーランスとして長いキャリアを築く上で重要です。

「でも、どうやってスキルアップすればいいの?」そう思う方もいらっしゃると思います。

そんな方におすすめしたいのが、オンラインコースやセミナーの受講です。実は、私も以前、UdemySkillshareを受講して、自分自身でも実感できるほどかなりスキルが上がった経験があります。これらのオンラインコースは時間や場所に縛られず、自分のペースで学ぶことができるのが最大の魅力です。

また、自分のスキルをアップデートすることで、新しい仕事のチャンスや、それまで考えていなかった分野への道も広がります。これらのオンラインコースは、一般的な学校と比べて費用的にもかなりお手頃なので、金銭的にも、気持ち的にも負担が少ないのも嬉しいポイントです。

オンラインで学ぶと聞くと、実際の学校で学ぶのと比較して少し軽視されがちですが、私としては学びの質には大きな違いはないと感じてます。むしろ、気軽にトライできる分、学びが多かった場合には、かなり得した気分も味わえます。

フリーランスは、自分自身が最大の資産です。その資産を磨き続けることで、業界の変化にも柔軟に対応し、長く活躍し続けることができるのです。毎日の小さな努力が、大きな未来を築く一歩となります。皆さんもさらなるスキルアップを目指して頑張りましょう!

Udemyで開花する学びの新時代

ルール5】メンタルヘルスを大切にする

フリーランスとしての自由さや柔軟さはたしかに魅力的ですが、その裏には仕事のプレッシャーや孤独感、未来への不安といったメンタル面での課題も潜んでいます。

私たちがフリーランスとして大切にすべきことは、技術や知識だけではありません。心の健康も、それと同じくらい、もしくはそれ以上に大切なのです。では、心の健康を保つために、どのような方法があるのでしょうか。

まず、フリーランスの孤独感に対しては、定期的に友人や家族、または同じフリーランス仲間と連絡を取ることがおすすめです。一人で抱え込むことなく、気持ちを話すことで、心の負担を軽くすることができます。これは、フリーランスに限った話ではないですが、人と話すということは当人が思っている以上に気持ちをリフレッシュしてくれるのです。

また、日常の中で小さなリラックス時間を設けるのも効果的です。好きな音楽を聴いたり、深呼吸や瞑想を取り入れたり、時には趣味に没頭することで、心と体のバランスを整えることができます。

最後に、メンタル面での問題は自分一人で解決する必要はありません。必要な時には専門のカウンセラーに相談することも大切です。

フリーランスとしてのキャリアはマラソンのようなものです。途中で疲れてしまうこともありますが、そのたびに少しペースを落とししっかりと休息を取り、心のケアをきちんとすることで、長く走り続けていくことができるのです。

ルール6】明確な契約を結ぶ

フリーランスが直面する課題の中でも、意外と見落とされがちなのが「契約」の部分です。

フリーランスになりたての頃は、まずはお客さんと信頼関係を築きたいという気持ちから、ざっくばらんな内容で仕事を進めてしまうこともあるかもしれませんね。でも、ちょっと待ってください。その「ざっくばらん」が、後で思わぬトラブルの原因となることもあるのです…。

プロジェクトを開始する前に、クライアントとしっかりと契約をまじわし、期待値のすり合わせをすることは、双方のためにもとても重要なことなんです。契約と聞くとすこし堅苦しくて、重々しい感じもするかもですが、実は、明確な契約を結ぶことは、お互いの信頼関係を更に強固にする手助けともなるのです。

「でも、どうやって契約書を作ればいいの?」そんな疑問を持つ方もいるかと思います。

さいわい、ネット上には契約書のサンプルがたくさん公開されています。ただ、その際の注意点として、自分のビジネスに合ったものをきちんと選ぶことです。そして、不明点については専門家にきちんと事前に相談しましょう。契約書を作成する際には、納期や報酬、仕事の内容、キャンセルに関する取り決めなど、具体的な項目をしっかりと記載することも忘れずに。

フリーランスとしての活動は、自分自身を一つのブランドとして売り出すようなものです。そのブランドを守り、信頼を維持するためには、透明性と確実性を持った契約が欠かせません。はじめは少し面倒に感じるかもしれませんが、ここをはじめにかっちりとすることが将来的な安心と信頼につながるのです。

ルール7】バランスの良いライフスタイルを築く

フリーランスの魅力の一つは、自分のペースで仕事を進められる自由さですよね。

しかし、その自由さがゆえに、24時間ぶっ続けで仕事をしたり、週末まで仕事をしてしまう、なんて働き方をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このフリーランスとしての自由さは、きちんと管理しないと良くも悪くもそのライフスタイルに大きな影響を及ぼします。ここで重要となるのが「バランス」なんです。

まず、効果的なタイムマネジメントのテクニックを取り入れることで、一日の中での仕事の効率を上げることができます。例えば、一日の始まりに「今日の3つの主要なタスク」を決めてその3つだけに集中したり、また、タスク間に短い休憩を設ける「ポモドーロテクニック」などの導入も効果的です。

また、仕事の時間とプライベートの時間を明確に区別するために、仕事スペースとプライベートのスペースを分けたり、定時にパソコンを閉じる習慣をつけたりすることで、オンオフの切り替えがしやすくなります。

これらは、ほんの一例ですが、私の場合は、プロジェクト管理ツールを積極的に活用して、現在のプロジェクトやタスクの状況をきちんと視覚化し、スケジュール管理することで、仕事とプライベートのバランスを保っています。

仕事も大切だけど、それと同じくらい、あなた自身の時間や心の健康もとても大切です。仕事とプライベートのバランスをきちんと取ることで、より充実したフリーランスライフを送ることができるのです。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

一般的なイメージとして、フリーランスの生活って、迷いや不安が多そうと思われるかもしれません。

確かに迷いや不安が全くないかといえば嘘になりますが、そこには必ず解決策があります。迷いや不安を感じた時は、まずは逃げずにきちんと向き合いましょう。そして、時には、周りにアドバイスやサポートを求めましょう。

フリーランスとしてあなたが抱えている悩みは、あなただけのものではありません。多くの他のフリーランスが、同じような悩みや挑戦を抱え、そして乗り越えています。なので、自分は一人ではないということ、そして困ったときは周りの仲間に助けを求めるなどして諦めずに、共に一歩一歩前を向いて進んでいきましょう。

これは、フリーランスに限った話ではありませんが、成功するためには持続的な努力が欠かせません。日々の小さな行動や努力が、大きな成功への土台となるのです。時には、心が折れそうな時があるかもでしれませんが、そのたびに今回の記事で紹介した7つのルールを思い出していただけると幸いです。

以上、今回は「経験者が明かす! フリーランスとして生き抜くための7つのルール」についてモノがたってみました。

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