スペインのワーキングホリデービザ申請から取得まで

スペインのワーキングホリデーから帰ってきました!スペインに行くと決めてワーホリ申請をしたのが遠い昔のようです。当時は、「スペイン語ゼロ&就業・語学学校の計画ゼロでも通るのだろうか・・」などと心配をしておりましたが、 定員数に達していなかったのかすんなり通ったのを覚えています。

そんなスペインでのワーキングホリデーですが、今回はワーホリを考えている人に参考にしてもらえるよう、申請までの流れをまとめたいと思います。

スペインでワーホリをする理由

スペイン語を勉強したい。スペインで働きたい。ただただスペインで暮らしてみたい。皆それぞれスペインへの熱い思いをお持ちで、申請されると思います。

私がスペインでワーキングホリデーをしようと思ったきっかけは、今年5月に10日間スペインに旅行したことがきっかけでした。それまで英語圏の文化にしか興味がなく、将来アメリカで働きたいなという密かな夢を持っていましたが、ひょんなことからずっと気になっていたスペインへ一人旅をすることになりました。

スペインを選んだ理由は、スペイン語を勉強していた、スペイン語の文化が好き、などという理由は一切なく、ただスペイン語圏の人に「私の名前を褒めてもらえる」という浅はかな理由のみでした。(笑)

スペイン語がわかる人はピンとくるかと思いますが、私の名前「Reina」はスペイン語で「クィーン」(女王)と言う意味だそうです。スペイン語を話せなくても名前がスペイン語なら、なんとか乗り切れるんじゃなかという根拠もない自信だけで行ってきたスペイン。たったの10日間でしたが大好きになりました!

これまで英語を取り柄に生きてきた私でしたが、スペイン語や文化をもっと知りたいと思うようになり、帰国後また行きたくて気がついたら6ヶ月後の航空券を買っていました。

そしてそのときちょうど、海外でフリーランスとして生きるライフスタイルに前から挑戦してみたかったことを思い出し、思い切ってワーキングホリデーの申請に踏み出したというワケです。(どうせ航空券買っちゃったし、このまま1年間行っちゃえという思いもあり・・)

スペインのワーホリの当選って難しいの?

実はスペインのワーキングホリデーの制度は結構新しく、なんと2017年7月にできたものとのこと。定員は2017年が250名で、今年の2018年は500名と2倍になりました。

厄介なことに、現時点で定員に達しているかどうか分からないので、実際に通るかどうかは出してのお楽しみなところもあります。私の場合は、2018年8月に申請をし、3週間くらいで当選結果が出たので、8月くらいはまだ定員に達していなかったのではと思います。

おそらくカナダやオーストラリアなどのワーホリで有名な国に比べると、まだまだスペインへワーホリをする人は少ないと思うので、今がチャンスだと個人的に思っています。

スペインのワーホリ申請は大変?厳しい?

これまでワーホリをしたことがないので比較はできないですが、比較的簡単に応募はできます。私の場合、スペイン語はほぼ皆無、そして就業先や語学学校に行く計画も全くありませんでしたが、もちろん申請可能でした。ですので、申請までの事前準備がそこまで必要ないのはいいことだなと思います。

大学時代に応募したアメリカの学生ビザに比べると、申請に必要な書類も少ないですし、面接なども特になく、書類だけの提出だけで終わりです。

さて本題の、ワーホリ申請に必要な書類について見ていきたいと思います。まずワーホリ申請をしようと思ったなら、スペイン大使館に電話をするとメールにて応募要項の書類を送ってくれます。

スペインワーホリビザ申請に必要な書類一覧

2018年8月段階の必要書類一覧がこちらです。(記入はスペイン語または英語となるので、スペイン語ができなくても申請可能ですのでご安心を。)

  • 査証申請書
  • 写真(4.5×3.5)1枚。(カラー写真で、背景が白色。これに満たしていないと門前払いに合う可能性あります)
  • パスポートとコピー2部(スペインへの入国日より1年以上有効のもの)
  • 住民票 (発行から 90 日以内のもの)
  • 1年オープンの往復の航空券の予約、もしくは往路のみの航空券の予約。
  • 経済能力の証明
  • 月額 532.51 ユーロ相当額以上、最低でも最初の3カ月分の 1597.53 ユーロ相当額 以上のスペインでの滞在費を支弁する能力を証するものとして、下記の内のいずれか1つを選択: a) 本人名義の残高証明書。(和文でも可)金融機関もしくは郵便局が発行(押印されていないものは不可) 発行日から1ヶ月以内のもの。(原本のみ) b) 本人名義の銀行通帳のコピー(通帳の表紙及び現在までの数ヶ月間の出入金記録のコピー)
  • 健康診断書。大使館作成の雛型に基づいて、医師が記入、署名し、医師及び病院印(別々の印)が捺印された最新のもの。(発行日より1ヶ月以内のもの)(指定病院なし)英語での記載
  • NIE(外国人登録番号)申請のための申請書 EX-15
  • NIE 申請費用フォーム 790-12
  • NIE申請費 1,275円
  • ワーキングホリデービザ申請に伴う宣誓書
  • Plan de viajie (旅行日程表)

申請時に気をつけること

  • 年齢制限がある(18歳以上 30歳以下の日本在住の日本人であること)
  • 申請者本人が必ず出頭すること(郵送申請・受領は不可なため、本人が国外にいる場合は申請不可)
  • 申請時点で日本に3ヶ月以上居住していること(この証明のために住民票を提出します)

書類の準備で大変だったこと?

大使館から送られてくるサンプルのお手本を見ながら書類は記入をします。でも見本を見ても分からないことがいくつかあるので、その場合はそのままにしてもOK!大使館で教えてもらえます。

私の場合、本当にスペインでのプランが漠然過ぎたので「12. Plan de viajie (旅行日程表)」を書く時にお手本のように書くことがない・・・と白紙で行きました。

それを見た大使館のかたは「とりあえずTRAVELINGにしておいてー!」という感じだったので、結構拍子抜けしてしまいました。一応ワーキングホリデーなので、結局は何をしても自由なんだなとその時やっと実感がわきました。ぜひプランがまだ決まってないという方でもご安心ください。

また一覧を見ての通り、そこまで入手が難しい書類はあまりありません。
私の場合は健康診断書を英語で書いてもらうのに時間がかかったくらいですかね。

申請から認可までの期間はどれくらい?

申請から発給までの必要日数は約8週間です。また入国希望日より90日以上前の早すぎる時期の申請・ 書類提出も受付できないということもあるので、結構入国前ギリギリになって結果が分かるのか、と不安でしたが私の場合は3週間で結果が出ました。

周りを聞いて見ても8週間マックスまでかかる人はいなかったので、結構早めに分かると思っていて大丈夫です。

いかがでしたか?少しでもスペインのワーキングホリデーを考えている人にとって、不安が取り除ける内容になっていれば嬉しいです。

私自身、申請前は準備ですごく不安も多かったですが、意外とすぐに準備はできるのでそこまで大変ではありません。応募条件に満たしているかだけクリアしていればそこまで問題ないと思ってください。

大変なのはビザを取得してからです!皆さんのワーホリ申請がうまくいきますように。

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