「金持ち父さん、貧乏父さん」で学んだ、お金の知識10のポイント

皆さん、こんにちは!

皆さんは、「金持ち父さん、貧乏父さん」という本を聞いたことはありますか?

こちらは、ロバート・キヨサキさんが書いた本で、お金とは何か、お金をどう増やすか、そしてどう賢くお金を管理するかについて深い洞察が詰まっています。

今回の記事ではこの本から学べる「お金の知識10のポイント」についてお話ししていきます。

  1. 資産と負債の違い
  2. 収入源を多様化することの重要性
  3. ファイナンシャルリテラシー
  4. 積み立て投資
  5. 自分自身への投資
  6. 税制の理解
  7. リスクを管理する
  8. お金の価値についての理解
  9. 積極的なマインドセット
  10. 長期的な計画と目標設定

それでは、早速見ていきましょう。

1. 資産と負債の違いって何?


さて、まず最初のポイントです。

皆さんは、資産と負債の違いをご存知でしょうか?

まず、「資産」についてですが、これは、簡単に言うと、お金を生むもののことを指します。例えば、株や不動産などです。所有している株から配当金がもらえたり、不動産を賃貸に出して家賃収入を得たりすることで、お金を生んでくれます。

一方、「負債」とは、お金を消費するもののことを指します。例えば、ローンやクレジットカードの借金、車のローンなどがあります。これらは、毎月の返済が必要なので、お金を消費していきます。

こう考えると意外とシンプルですよね。でも、この違いを知っているのと知らないのとでは、今後のお金との向き合い方に大きな差が生まれます。なぜなら、資産を増やし、負債を減らすことを心がけないとお金は増えていかないからです。

2. 収入源を多様化することの重要性

次は、収入源を多様化することの重要性についてです。

皆さんは、「卵は一つのかごに盛るな」という言葉はご存知でしょうか。

これは投資の格言でもあるのですが、一つの企業だけに投資するとその株が暴落した時にリスクが大きくなるので、いろんな企業に分散投資をすることをおすすめする表現でもあります。

これを収入に置き換えると、何もかも一つの仕事に依存していると、その仕事がなくなったときに一気に不安定になります。そう考えると、複数の場所からお金を得られた方が安心ですよね。

「でも、どうやって収入源を増やすの?」って思いますよね。

例えばですが、

  1. 副業を始める: 例えば、ウェブデザインやライティング、翻訳など、自分が得意とするスキルを活かして副業を始めることを検討してみてください。
  2. 投資: 少額からでも始められる投資方法はたくさんあります。株や投資信託など低額からでも積立投資をすることができます。
  3. オンラインコースやブログ: 知識やスキルをシェアすることで収益を得ることも可能です。
  4. 手作り商品を販売: 趣味で作る手作り商品をココナラやオンラインショップで販売するのも一つの方法です。

これらはただの一例ですが、他にも自分のライフスタイルや興味に合った多くの方法があります。

3. ファイナンシャルリテラシー

次は「ファイナンシャルリテラシー」、つまり金融知識です。

ちょっと堅い言葉に聞こえるかもですが、お金の世界で賢く歩き回るためには必須の知識です。

なぜかと言うと、金融知識があると、どう投資すればいいのか、どう節約すればいいのか、自分でしっかりと判断できるようになるからです。

「でも、金融って難しそう…」と思うかもしれませんね。確かに、より深い専門的な知識を身につけるのは難しいですが、基本の部分は意外とシンプルです。

金融知識を学べるリソースや方法

  1. 記事やブログ: 金融について基本的な知識を提供しているサイトはたくさんありますが、リベラルアーツ大学は良質な内容を幅広く投稿しているのでおすすめです。(もちろん、誤った情報もあるので、100%鵜呑みにするのはやめましょう。)
  2. YouTube: 信頼性のある専門家が基本的な金融知識をわかりやすく解説しています。こちらも上のブログを同じくリベラルアーツ大学のチャンネルがおすすめです。
  3. 書籍: 「金持ち父さん、貧乏父さん」を始め、多くの金融に関する本がありますが、以下に初心者でも分かりやすいおすすめの本のリンクを貼っておきます。
  4. 無料セミナー: お金の管理や投資に関する無料セミナーも多く開かれています。セミナーではないですが、お金や生活に関する幅広いリテラシーを高めることのできるコミュニティ「リベシティ」がおすすめです。

お金に関する知識は、わざわざ高い学費を払って学ぶ必要はないんです。世の中には様々な便利なリソースがあるので、そちらを積極的に活用していきましょう。

ファイナンシャルリテラシーを身につけると、自分でお金の流れを主体的にしっかりとコントロールできるようになります。これが身につけば、将来への不安もグッと減っていきますよ。

4. 積み立て投資

次は「積み立て投資」についてです。投資って聞くと、なんだか大金が必要そうで怖いイメージがあるかもしれませんね。でも、積み立て投資は少額からでも始められる堅実な投資方法なんです。

少額からでも始められる投資の形

積み立て投資とは、毎月一定の金額を投資する方法です。例えば、毎月5000円や1万円を株や投資信託に投資する形ですね。お小遣いや給料の一部を少しずつ投資に回して、徐々に資産を増やしていくことを目的としています。

積み立て投資の長期的な利点

  1. リスク分散: 一度に大きな金額を投資するよりも、少額ずつ投資することで、世界情勢に左右されるリスクを分散できます。
  2. 習慣化が容易: 少額から始められるので、投資を習慣化しやすいです。
  3. 複利効果: 長期間積み立てを続けることで、複利(利益が利益を生む)の力を最大限に活用できます。

「でも、少額だと大して増えないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実は長い期間続けることで、その効果は雪だるま式に増えていくんです。それが複利効果っていうやつですね。

短期間で大きなリターンを求めるのではなく、じっくりと長期間にわたって投資を行うことで、安定した資産形成が可能になります。

積み立て投資は特に投資初心者におすすめです。少額から始められるので、リスクも少なく、投資の基本を学べます。何より、未来の自分に投資する最良の方法の一つでもあります。是非、この機会に少額から積立投資を始めてみてはいかがでしょうか。

5. 自分自身への投資

次は、自分自身への投資、つまり自己投資についてです。これまでにお金や投資について話をしてきましたが、実はあなた自身が最も価値のある「資産」なんです。お金や物はなくなる可能性がありますが、あなた自身のスキルや知識、経験は決してなくなりません。

自己投資で生活はどう変わるか

スキルを高めたり、新しいことを学ぶことで、新しい仕事に挑戦したり、より良い条件で働く選択肢が広がります。自己投資をすることで、自分で生活をコントロールする力がぐんと高まります。

自己投資の具体例

  1. 教育・研修: 専門的な資格やスキルを身につけるための研修やセミナーに参加する。
  2. 本を読む: ビジネスや専門的な知識を高める本を読む。
  3. オンラインコース: UdemyやSkillshareなどで、自分が学びたいテーマのコースを受講する。
  4. ネットワーキング: 自分のキャリアに役立つと思われるイベントやコミュニティに参加して、人脈を広げる。
  5. 健康とウェルビーング: ジムに入会したり、食事管理アプリを試してみるなど、身体的・精神的健康にも投資する。

お金を使ってほしいものを買うのも大切ですが、そのお金を自己成長のために使うことで、将来的にはもっと大きなリターンが期待できます。

とはいえ、いきなり大きな額を投じる必要はありません。手頃な価格のオンラインコースを受講するだけでも、立派な自己投資です。肝心なのは小さな一歩から始めることです。

6. 税制の理解

次はちょっと堅い話題、「税金」です。うーん、税金ってなんだかよくわからないし、面倒くさいと感じるかもしれませんね。でも、ちょっと待ってください。税金について知っておくと、お金を賢く運用できるようになりますよ。 

税金を有効に活用する方法

  1. 節税: 一例ですが、iDeCoやふるさと納税など、これらを活用することで節税効果を得ることができます。
  2. 税金還付: 適用される税控除をしっかりと申告し、還付を最大限に引き上げることができます。
  3. 事業や投資における税制: 投資や事業に対する税制を理解することで、必要以上に税金を払わないように工夫できます。

税制について学ぶべき基本事項

  1. 所得税: 一番多くの人が関わる税金です。所得に対してどれくらいの税金がかかるのか理解しておきましょう。
  2. 消費税: 購入する商品やサービスにかかる税金です。日常生活で最もよく出会う税金ですね。
  3. 住民税: 住んでいる市区町村で使用される公共サービスにかかる税金です。

最初は難しそうでも、基本を押さえ、節税対策について学んでいくことで、自分の生活が少し楽になるかもしれません。まずは、専門家の話を聞いたり、セミナーに参加したり、信頼できるウェブサイトから情報を集めることから始めてみてはいかがでしょうか。先ほども少し話しましたが、リベラルアーツ大学は初心者でもアクセスがしやすく、税について分かりやすく解説されているので、ぜひ一度チェックしてみてください。

7. リスクを管理する

リスクという言葉はよく耳にしますが、実はリスクは「避ける」ものではなく、「管理する」ものなんです。

金融商品や投資におけるリスクの種類

  1. 市場リスク: 株価が下がる、利率が変わるなど、市場全体の動きに影響されるリスクです。
  2. 信用リスク: 投資先が倒産したり、返済できなくなるリスクです。
  3. 通貨リスク: 外国通貨で投資をしている場合、為替の変動によるリスクがあります。
  4. 流動性リスク: 売りたいときに売れない、または買いたいときに買えないというリスクです。

リスクをどう管理するか

  1. 分散投資: 複数の異なる種類の投資先を選ぶことで、一極集中のリスクを回避できます。
  2. 情報収集: 投資する前にしっかりと情報を集める。これがリスクを減らす一番確実な方法です。
  3. 期間を考慮: 投資は長期で見るとリスクが低減する傾向があります。短期間で大きな利益を求めるのは危険です。長期のスパンで投資計画を立てましょう。
  4. 専門家のアドバイス: わからない場合は、すべて自分で解決しようとせず、金融の専門家や投資顧問に積極的に相談するのも一つの手です。この時、基礎的な金融知識はある程度身についてから相談にいきましょう。

リスクという言葉自体は、やはり少しネガティブな印象がありますよね。しかし、リスクを怖がりすぎていては前に進めません。最初は小さな投資から始めて、リスクとはどういうものかを肌身で感じながらも少しずつ学んでいくのがおすすめです。リスクがきちんと管理されていれば、未来の大きなチャンスにもしっかりと備えられるはずです。

8. お金の価値についての理解

インフレーションやデフレーションが持つ影響

  1. インフレーション: お金の価値が下がると、物価が高くなります。
  2. デフレーション: お金の価値が上がると、物価は安くなります。

お金の時間価値について

  • 将来価値と現在価値: ちょっと考えてみてください。もし10万円がもらえるとしたら、今すぐ欲しいですか?それとも5年後に11万円で欲しいですか?この選択の迷いは、お金に時間的な価値があるからこそ存在します。

わかりやすく言うと、お金も「新鮮さ」があります。今持っている100円と、10年後に持つ100円は、買えるものが違うかもしれません。それがお金の「時間価値」です。

たとえば、祖母が若いころに買った「1万円のバッグ」が、今では3万円で売られていることもあります。これがインフレーションの影響です。

しかし、お金を今使わずに投資に回せば、そのお金は将来もっと価値のあるものを手に入れるために使えるかもしれません。こう考えると、お金はただの紙切れじゃなくて、未来への可能性なんです。

みなさんも、お金の「価値」について一度考えてみてはいかがでしょうか。考え方をすこし変えるだけで、賢いお金の使い道が見えてくるかもしれませんよ。

9. 積極的なマインドセット

金持ち父さんの考え方とその重要性

金持ち父さんはよく「お金を働かせる」って言っていますよね。これは単なる金銭的な話だけじゃなくて、心の中でどうお金に向き合っているか、ということも含んでいます。

  1. 貧乏父さん: 「お金は悪」「お金はない方がいい」といった消極的な考え。
  2. 金持ち父さん: 「お金はツール」「お金でできることは多い」といった積極的な考え。

どちらの考え方に寄っているかで、その行動が変わってきます。

マインドセットが成功にどう影響するか

  1. 行動につながる: 積極的なマインドセットは、チャンスや可能性を探る行動につながります。
  2. リスクを恐れない: 積極的な考え方があれば、計算されたリスクを恐れずに、新しいことに挑戦できます。
  3. 失敗から学ぶ: 負けてもくじけず、それを次に活かす力がつきます。

「お金持ちになりたいな」と考えても、心の中で「でも、無理だろうな」と小さな声が聞こえてきたら、それがあなたの今のマインドセットです。でも、その小さな声を「いや、何とか方法を見つけよう」と変えることができたら、行動も考え方も変わってきます。

成功するには、自分の考え方一つで大きく変わるんです。金持ち父さんが教えてくれるように、心の持ちようで人生は大きく変わるんです。だからこそ、自分自身の考え方に気をつけることが、成功への近道となるのです。

10. 長期的な計画と目標設定

最後に「長期的な計画と目標設定」についてです。

なぜ長期的な計画が重要なのか

  1. 方向性を持つ: 長期的な計画があると、日々の活動に目的と方向性が生まれます。
  2. 優先順位がつく: どこにエネルギーを注ぐべきかがより明確になります。
  3. リスクを減らす: 問題が起きても長期スパンで物事を見れるのでリスク対策を取りやすい。

SMART目標設定法などの実用的な方法

  • S(Specific): 明確な目標を。
  • M(Measurable): 測定可能な目標を。
  • A(Achievable): 達成可能な目標を。
  • R(Relevant): 関連性のある目標を。
  • T(Time-bound): 期限を設けた目標を。

例えば、「1年後には貯金を50万円にする」という目標を設定する。

「長期的な計画かぁ、めんどくさいな」と思うかもしれませんが、これがあると、自分の中に指針ができるので、日々の決断や選択がぐっと楽になります。ぜひ皆さんもここで紹介したSMART目標設定法を使って、自分自身の目標をしっかりと設定してみてください。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!

それでは、今回は触れたポイントについて再度見てみましょう。

  1. 資産と負債の違い
  2. 収入源を多様化することの重要性
  3. ファイナンシャルリテラシー
  4. 積み立て投資
  5. 自分自身への投資
  6. 税制の理解
  7. リスクを管理する
  8. お金の価値についての理解
  9. 積極的なマインドセット
  10. 長期的な計画と目標設定

次に何をすべきか?

  1. 本を読む: まだ「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んでいない方は、ぜひ一度読んでみてください。
  2. SMART目標を設定する: 今日からでも始められますので、まずは目標を明確にしましょう。
  3. オンラインコースを探す: ファイナンシャルリテラシーについてのオンラインコースやセミナーを受講してみてはいかがでしょうか。

以上、今回は「「金持ち父さん、貧乏父さん」で学んだ、お金の知識10のポイント」についてモノがたってみました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です