【デザイン初心者向け】基礎からのデザインの学び方

皆さん、こんにちは

日常の中で、デザインという言葉をよく耳にしますよね?ポスターやウェブサイト、お店の看板や雑誌のレイアウトなどなど。私たちの周りにはデザインが多く溢れています。でも、具体的に「デザイン」とは何なのでしょうか?

デザインとは、簡単に言うと「意図を持って形にすること」です。それは美しさを追求するだけでなく、使いやすさや機能性、メッセージの伝達といった目的も含まれます。たとえば、椅子のデザインは、ただ座るためだけでなく、長時間座っても疲れにくいような形や、部屋の雰囲気に合わせるための色や材質を選ぶことも考えられます。

「なぜデザインを学ぶべきなのか?」この疑問にはたくさんの答えがありますが、一つ確実に言えることは、デザインの力で私たちの生活やビジネス、そして社会そのものをより良くすることができるという点です。良いデザインは人々の心をつかむだけでなく、情報を効果的に伝えるための手段ともなります。

今回の記事では、デザインの魅力を感じてもらうとともに、デザインの基礎を学んでいただくことを目的としています。記事の最後まで読んでいただければ、デザインの基本要素や原則、そしてデザインを学ぶための方法など、デザインの魅力的な世界に足を踏み入れる第一歩としての知識を身につけることができるでしょう。

さあ、一緒にデザインの世界を探検していきましょう!

デザインの基本概念

さて、デザインの魅力的な世界に足を踏み入れる前に、まずは基本的な概念から学んでいきましょう。デザインというのは、簡単に言えば「何かを形にするための考え方や手法」と定義できます。ですが、それだけでは少し抽象的ですよね。

デザインの真髄は、機能性と美しさ、そしてそのバランスを追求することにあります。例えば、見た目が美しいけれど使いにくいものや、機能的であるが美しさが欠けているものは、良いデザインとは言えません。なので、デザインは単に「見た目を良くする」ことではなく、使う人のニーズや環境に合わせて、最も効果的で魅力的な形に仕上げるアートのような要素もあります。

デザインにはいくつかの主要な分野があります。

  • グラフィックデザイン: 広告、ロゴ、ポスター、雑誌などのビジュアルコンテンツの制作に関わるデザインです。デジタルとアナログの両方のメディアを対象としています。
  • ウェブデザイン: ウェブサイトやウェブアプリケーションのデザイン。ユーザビリティやレスポンシブデザインなどの要素も考慮されます。
  • インダストリアルデザイン: 製品や家具などの物理的なアイテムのデザインを担当する分野です。例:家具、電化製品、車など。
  • インテリアデザイン: 建物や部屋の内部空間のデザイン。
  • ファッションデザイン: 衣服、靴、アクセサリーなどのアパレル製品のデザイン。
  • UI/UXデザイン: ユーザインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)のデザイン。主にデジタル製品やサービスに関連しています。
  • サービスデザイン: サービス全体のエクスペリエンスや流れをデザインする分野。ユーザーがサービスをどのように経験するかを中心に考えます。
  • 環境デザイン: 公共の場や展示スペースなど、特定の環境のデザイン。
  • モーションデザイン: アニメーションや映像作品でのビジュアルエフェクトやグラフィックスのデザイン。

これらはほんの一部で、実際にはもっと多くのデザインの分野が存在します。それぞれの分野が、私たちの生活や社会にどれだけの影響を与えているかを考えると、デザインの重要性がよく分かりますよね。

これから私たちが学ぶデザインの基本は、どの分野にも共通する普遍的な要素です。さあ、次はこれらの基本要素について深掘りしていきましょう!

デザインの基本要素

それでは、いよいよデザインの基本要素について触れていきます。デザインの世界には、建物を建てる際の土台のような、とても重要な要素があります。これらの要素を理解し、うまく使いこなせるようになると、デザインという魔法の世界で基礎呪文を習得したようなものです!

色 – Color

色にはそれぞれの意味や感情があります。例えば、赤は情熱や緊急性、青は冷静や信頼性を示します。色の心理を理解することで、メッセージを伝える力が増します。また、複数の色を組み合わせる際のカラーパレットの選び方も非常に大切です。調和のとれた色の組み合わせは、視覚的な魅力を高めます。

形 – Shape

形には、円や四角、三角など基本的なものから、もっと複雑なものまでさまざまあります。それぞれの形には特定の意味があり、例えば、円は統一や永遠、柔らかさを、四角は安定や信頼性を象徴します。そして、形と空間の関係も大切です。形が与える影響や、空間を活用することでのデザインの深みを感じてみてください。

テクスチャー – Texture

テクスチャーは、物の表面の質感を意味します。滑らかなもの、ざらざらしたもの、ふわふわしたものなど、テクスチャーを変えることで、視覚的な印象や手触り感も大きく変わります。デザインにリアル感や奥行きをもたらすのが、テクスチャーの役割です。

タイポグラフィ – Typography

文字そのものもまた、強力なデザインの要素となります。フォントの選び方一つで、情報の伝わり方やデザインの雰囲気が大きく変わります。そして、読みやすさも非常に重要です。文字の大きさや行間、文字同士の距離など、細かな点に気を付けることで、読者に情報をしっかりと伝えることができます。

これらの要素は、デザインの基盤となるものです。これからの学びの中で、これらをどう組み合わせ、どう活用するかが鍵となってきます。次は、これらの要素をどのように使いこなすか、デザインの原則について学んでいきましょう。

【デザインの心理学】色と形の影響について

デザイン原則

さて、デザインの基本要素を学んだ後は、それらの要素をいかに効果的に使うか、そのための原則を知る必要があります。これらの原則は、まるで料理のレシピのようなものです。素材はあっても、それをうまく組み合わせる技術がなければ、素敵な料理は完成しません。

コントラスト

対照的な要素を使用することで、視覚的なインパクトを生み出します。色やサイズ、形などの違いを強調することで、特定の情報や要素を目立たせることができます。

一貫性

デザイン全体を通しての統一感。それは色やフォント、スタイルなど、一貫した要素を使用することで、情報が整理され、ユーザーに安心感を与えます。

並べ方/配置

物の置き方一つで、情報の伝わり方が変わります。効果的な配置は、視覚的な流れを作り出し、ユーザーの目を意図的に導くことができます。

優先順位

情報には優先順位があります。重要なものを目立たせ、次に重要なものを補完的に配置することで、ユーザーが必要な情報を効果的にキャッチできます。

バランス

左右の均衡、または中心を基準とした均衡をとって、全体のバランスをとります。これはデザインに安定感をもたらし、視覚的な美しさを高めます。

連続性/リズム

繰り返しのパターンや、ある一定のリズム。これにより、デザインに動きやリズム感を持たせることができ、視覚的な魅力が増します。

これらの原則は、デザインをする上での指針となるものです。基本要素とこの原則を組み合わせることで、心に残る、魅力的なデザインを生み出すことができます。

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デザインツールの紹介

絵を描く際には鉛筆や絵の具が必要ですよね。それと同じようにデザインの世界でも専用のツールが存在します。優れたデザインを生み出すには、適切なツールが欠かせません。そこで今回は、デザインの世界でよく使われるツールと、それらの特徴についてご紹介します。

グラフィックデザイン – Graphic Design

デザインやアートの世界では、Adobeの製品が非常に多く利用されています。例えば、「Illustrator」「Photoshop」など。Illustratorはベクターベースのデザインが得意で、ロゴやイラストを綺麗に仕上げたい時によく使われます。一方、Photoshopは画像編集や手書きのイラストでよく利用されます。写真の加工やレタッチ、デジタルアートの制作には欠かせないツールです。

ウェブデザイン – Web Design

ウェブデザインの分野では、「Figma」「Adobe XD」が非常に多く利用されています。Figmaの特徴は、アプリだけでなくオンライン上でリアルタイム共同作業が可能で、遠く離れた場所にいる仲間ともスムーズにデザインを共有・編集できます。Adobe XDも同じくウェブやアプリのプロトタイピングに優れており、最近Adobeに買収されたこともあり、アドビ製品との連携もスムーズです。

フリーツール – Free Design Tools

予算が限られている、またはまずは手軽に始めたい方のために、無料のツールもたくさんあります。例えば、ベクターデザインなら「Inkscape」「Vectr」「Gravit Designer」や、画像編集では「GIMP」が有名です。これらは無料ながらも、高機能でプロのデザイナーにも愛用されています。

ツール選びは、まさにデザイナーとしての冒険の始まりのようなものです。自分のスタイルやニーズに合わせて、最適なツールを見つけてくださいね。そして、それを手に、デザインの世界を存分に楽しんでください!

デザインの学び方

まずは何から始めればいいのか、どう学べば効果的なのか、そんな疑問を持つ方も多いでしょう。今回は、そのような疑問を解消するためのステップをいくつかご紹介します。

書籍やオンラインリソース

「本」は知識の宝庫です。デザインの基礎から応用まで、多くの名著が存在します。また、現代は、オンラインリソースも非常に豊富です。それこそYouTubeでデザイン系の動画を見るのもいいし、チュートリアル動画を見るのもおすすめです。また、「Udemy」「Skillshare」などの有料のオンラインコースで体系的に学ぶのもおすすめです。

デザインスクールやワークショップ

実際の現場で直にスキルを学びたいなら、デザインスクールやワークショップがおすすめです。直にプロのデザイナーや講師からフィードバックを受けることで、学びの質も飛躍的に上がります。また、買い切りのオンラインコースに比べて、比較的料金が高いため、その分の自身へのコミット力も上がります。

ポートフォリオの作成

デザインの世界では「ポートフォリオ」があなたの履歴書となります。これまでの作品を見せることで、あなたの技術やセンス、思考の過程を示します。基本的な作り方としては、まず自分の得意な分野や特色を考え、それを最大限に活かした作品をセレクトします。そして、それぞれの作品に対するストーリーや背景、解決策などを添えることで、深みを持たせることが大切です。

フィードバックを受ける

デザインは決して一人で完結するものではありません。他者からのフィードバックを受れることで、自分の見落としていた部分を改善したり、新しい視点を得ることができます。これを繰り返すことが成長への近道となるのです。

デザインの学びは、無限の可能性を秘めています。一歩一歩、確実にスキルアップしていき、自分だけのオリジナルなデザインを世に送り出しましょう!

実際のデザインプロジェクトの取り組み方

さて、デザインの基礎やツールの使い方を学んだら、次は実際にプロジェクトに取り組んでいきます。ここで大切なのは、ただ漫然とデザインするのではなく、しっかりとしたプロセスを経てプロジェクトを進めることです。それでは一緒に、効果的な取り組み方を探っていきましょう。

  • プロジェクトの選び方
    まずは、自分の関心や得意分野をベースにプロジェクトを選ぶことが大切です。例えば、新しいスキルを身につけたい時は、それを活かせるプロジェクトを選び、既存のスキルを磨きたい時は、そのスキルを中心としたプロジェクトを選びます。クライアントのない個人プロジェクトの場合は、この進め方で問題ないのですが、実践での場合は、クライアントありきのプロジェクトとなりますので、先方の迷惑とならないように最大限配慮しましょう。例えば、まだ未開拓の分野もしくは自分のスキルレベルに自信がない場合は、必ず事前に自身のスキルレベルを先方に伝え、クライアント側の期待値とあなたのスキルレベルについて、誤解や認識のすれ違いが起きないようすり合わせを行いましょう。ほとんどの場合、クライアントは、あなたにプロとしてお仕事を依頼します。その依頼されたお仕事を自身の練習の場として利用するのは、プロジェクトの失敗もしくは今後の信用問題にもつながりかねません。自身のスキルがまだ初心者レベルである場合は、そのことを必ず事前に先方に伝えお互いにそのことを承認した上でプロジェクトを進めましょう。
  • デザインのプロセス
    デザインは、一見アートのように自由に見えるかもしれませんが、実はとてもロジカルなプロセスを持っています。ここでは、グラフィックデザインを例にそのプロセスを簡単に紹介します。
    1. リサーチ: ここでは、対象となるオーディエンスの趣向や、ブランドやイベントの背景、そして市場のトレンドなどを調査します。これにより、どんなデザインが求められ、どのようなメッセージを伝えるべきかを明確にします。
    2. スケッチ: アイデアを具現化するステップです。ペンと紙、またはデジタルツールを使って、様々なデザインのアイデアや構成を描き出します。この段階では、自由にクリエイティブな発想を楽しみながら形にしてみましょう。
    3. プロトタイピング: ここでは、スケッチで描いたアイデアを高精度のグラフィックソフトウェアで具体的なデザインに仕上げます。色の組み合わせ、タイポグラフィの選択、イラストや写真の配置など、デザインの細部に注目します。
    4. フィードバック: チームメンバーやクライアント、または対象となるオーディエンスからのフィードバックを収集し、デザインをさらに洗練させます。適切な調整により、効果的なコミュニケーションツールとしてのグラフィックデザインを実現します。
    5. 実装: 最終的なデザインを出力物に適用します。これは、印刷物の場合はプリント、デジタルメディアの場合はウェブサイトやアプリ、SNSの投稿などの形での公開となります。この段階で、デザインが意図した通りの効果をもたらすかを確認することが重要です。

一つ一つのステップを大切にし、プロジェクトを進めることで、デザインはただ見るものから、人々の生活を豊かにするものへと変わっていきます。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

デザインの旅は長く、時には複雑で難しく感じるかもしれません。しかし、その道のりの中には、新しい発見や成果がたくさん詰まっています。何よりも大切なのは「継続」です。デザインに関する知識や技術は、一晩で身につくものではありません。長い時間をかけて、少しずつ、一歩一歩、蓄積していくものなのです。

そして、ただ学ぶだけでは十分ではありません。実際に手を動かし、自分のアイデアを形にしてみること。その実践の中で、真の学びが生まれ、さらに深い理解が得られます。失敗を恐れず、挑戦し続けることで、自分自身のデザインのセンスや技術が磨かれていくのを感じることでしょう。

最後に、デザインの学びは終わりのない旅です。トレンドは変わり、新しいツールや技術が登場しますが、それを楽しむ心とともに、絶えず新しいことを吸収し続けることが、素晴らしいデザイナーへの道となります。

以上、今回は「【デザイン初心者向け】基礎からのデザインの学び方」についてモノがたってみました。

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