【Upwork】こんな人に気をつけて!実体験に基づく”いいクライエント”の見極め方

世界中で使われるフリーランサーのためのウェブサイトが「Upwork」です。英語でのやり取りに自信があり、フリーランスの仕事をこれから始める人にはぴったりの場所です。

【Upwork】英語が得意なら、Upworkでフリーランスを始めよう!

私自身、Upworkのおかげで、フリーランスに転身してもクライエント探しに困ることなく、すぐにサラリーマン時代と同じくらいの月収をすぐに稼ぐことができました。コツをつかめば、すぐに誰でも始められる魅力的なサービスです!

しかし・・これからUpworkを始める人にぜひ知っておいて欲しいのが、「クライエントの質の見極め方」です。

始めたての頃は、私もクライエントの質を見極めることができず、何度か苦い経験もしました。その経験を踏まえて、これからUpworkを始める皆さんがそういう目に合わないよう、「Upworkで良いクライエントを見極める方法」を今回は紹介したいと思います。これから始める人も、すでにUpworkを使っている人も、ぜひ一度は目を通してみてください。

“Payment unverified” のクライエントには気をつけて

私がこれまでUpwrokを使った中で一番「失敗したな〜」と思った出来事は、「payment unverified(支払い情報が承認されていない)」クライエントから案件を受注したときです。

案件投稿には、必ずクライエント情報(About the client)が載っています。ここのところに、支払い情報が「verified/unverified」なのか表示されています。以下は、承認されていないクライエントの例です。

つまり、このクライエントは案件を投稿していながらも、Upwork側から支払い情報が未承認ということなのです。(恐ろしい・・・)

実は私も、この部分をしっかり確認せずに一度仕事を受けてしまったことがあり、恐ろしいことが起こりました。なんと、タスクを終えて成果物を提出した後に、クライエントが契約を「一時停止」してそのまま消えてしまったのです。

その時のメッセージがこちら。名前もそのまま公開しちゃいます。

Upworkを使いたてということもありパニック状態で、その後そのクライエントが戻ってくることはありませんでした。Upworkもこの違法に止められた契約内容に気がつき、こんなメッセージを送ってくれましたが、やはりそのまま逃げられてしまったのでしょう。仕事の報酬は支払われることはありませんでした。

フリーランスがオンライン上だけで仕事を受注すると、こういった危険性がつきまとうものです。ですが、Upworkでは仕事だけさせて逃げる人が出ないように「Payment Verified」の表示をしてくれています。

支払い情報が承認されているクライエントであれば問題ないので、案件を受注する前に常にクライエント情報を確認することをおすすめします。

安いレート (単価) の人には気をつけて

フリーランスを始める時にベテランの人に教わったのは、「自分のレートはできるだけ下げない」です。少し高いと感じても、時給などのレートは自分なりに安心できる金額に設定しておき、容易にそのレートを下げてまで仕事をもらわないようにということでした。

しかし、Upworkを始めた頃の私は、プロフィールにフィードバックや受注件数が少なくて仕事をなかなかもらえなかったこともあり、仕方なく安いレートの仕事を受けた時があります。

仕事によっては1000文字もあるような翻訳を10ドルで出している人もいます。そして納期もタイトな場合が多いです。

本当に仕事がない最初の頃は仕方がありませんが、経験を積み始めたならこういうクライエントは避けるようにしてください。

問題なのは報酬が少ないことだけでなく、レートが低いクライエントは仕事が雑だったり、無理難題を押し付けてくる場合が多いことです。ただでさえ少ない時給で仕事をしているのに、納期がタイトだったり、追加で仕事をお願いされたりすることもあります。

お金を多めに出してもいいから、仕事をしっかりしてくれるフリーランサーを雇いたい!そんな良心的なクライエントを探して仕事を一緒にする方が、精神的にも楽ですし、コミュニケーションもスムーズに進みます。

ですので、自分の単価や時給は最低でもここまでという基準を自分の中で定めて、仕事を探すことをおすすめします。クライエントたちが私たちを選ぶように、「私たちもクライエントを選ぶ立場」であることを忘れないでくださいね。

過去にフリーランサーをUpworkで雇ったことがある&レビューがあるかどうか

最初にお話した「クライエント情報は必ず確認する」という話に関係していますが、Upworkではクライエント情報から、そのクライエントが過去にどんなフリーランサーを雇っていて、どのようなレビューをつけているか&どんなレビューを受け取っているかも見ることができます。

投稿されている仕事内容の下を見ると、そのクライエントの過去の履歴(recent history)を見ることができます。

このクライエントは良いクライエントの例ですね。

過去に雇っているフリーランサーから5つ星をもらっていますし、雇ったフリーランサーにもしっかりレビューを書いてコメントを残しています。

このレビューの内容から、そのクライエントとやり取りをする前から、そのクライエントがどんな人か見極めることができます。

先ほどお伝えした通り、私たちもクライエントを選ぶ立場です。過去のフリーランサーへのレビューが雑な人、言葉遣いが汚い人は、自分にも同じようなレビューを残されると思った方が良いです。

フリーランサーなら何でもしてくれるという態度な人よりも、プロフェッショナルに仕事を一緒にできる人とする方が安全です。ぜひこのような点も事前に確認してみてください。

Upwork外で仕事をしたり、コミュニケーションを取ろうとしてくる人には気をつけて

Upwork内にはチャットやコール機能が付いており、Upwork内でクライエントと全てのやり取りができるようになっています。クライエントによっては「面接をSkypeでしたい」「仕事の詳細をメールで送りたい」という人も結構います。

その時は、Upwork側としては、外で行われるやり取りに関してはUpworkは責任を負いかねますよ〜と教えてくれます。

そのため、Upwork外でクライエントと話すことは、自己責任のもと行う必要があります。「Paypalで支払いをするよ」だったりなど、支払いをUpwork外でしようとしてくる人には気をつける方がベストです。なぜなら、その際には支払いが行われるかどうか、誰も保証してくれる人がいないからです。

もちろん、Skypeでやり取りをしたけれどいいクライエントである場合も多いです。コミュニケーションはUpwork外でも大丈夫ですが、支払いだけはUpworkで最初はするようにすることをおすすめします。

私たちがUpworkから手数料20%を取られているのと同じで、クライエント側も支払いの際に手数料が多少取られています。その理由からお互いの利益のためにも、Upwork外で仕事のやり取りをしようという話を受けることがあるかもしれません。

その際は、何があっても自己責任になってしまうことだけ心に留めておいてください。

いかがでしたか?

Upworkは安全といえどオンラインなので、誰でも仕事を依頼できてしまいます。最近Upworkが有料化をしたのも、本当にプロフェッショナルの人たちだけが繋がれるようにしたいという思いが込められています。

少し脅かしてしまったところもありますが、もちろん悪い人ばかりではありません。クライエントの中には、仕事以外の話も気さくにできるほどフレンドリーな人や、一緒に働けて良かったという人に出会うこともできます。それもオンラインだからできることですよね。お互いにプロフェッショナルに仕事をしようという人たちだけを選んで、Upworkでの仕事をぜひ楽しんでください!

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