皆さん、こんにちは！
最近、副業という言葉を世間でよく耳にするようになりましたね。それと同時に、フリーランスという働き方もけっこう認知されるようになってきたのではないでしょうか。
すでにご存知の方も多いとは思いますが、フリーランスの一番の特徴は「自由」です。
会社に縛られず、自分の好きな場所、好きな時間に仕事ができるのは本当に魅力的ですよね。ですが、その反面、自分でスケジュールを管理したり、案件を自力で探さないといけない厳しさもあり、収入の不安定さや、仕事とプライベートの境界が曖昧になるなんてことも。
こういった課題をクリアしつつ、フリーランスとして生き残っていくには、本当の意味で「自分の強みを知る」ということが非常に重要になってきます。その理由として、本当の強みを知っていると、自分に合った仕事やクライアントを見つけやすくなるし、顧客へのアピールもしやすくなるからです。また、自分の強みを活かすことで、より効率的に、そしてより楽しく仕事を進めることができるようになるのです。
ここでの「本当の強み」というのは、統計と深い分析から導き出された強みのことを言います。
つまり、自分が強みだと思っていることが、イコール強みということではなく、いろんな分析をもとに割り出された強みこそがあなたの本当の強みだということです。よく自分の強みを把握しているという方もいますが、それは当人がそう思っていただけで実は本当の強みではなかった、なんてことは意外とよくあるのです。
今回の記事では、そんなフリーランスの方々のために、本当の自分の強みを見つけるためのツール「ストレングス・ファインダー」についてご紹介します。自分の持っている才能や強みを最大限に活かして、フリーランスとしてのキャリアを豊かにしていきましょう！
目次
ストレングス・ファインダーとは？
さて、フリーランスにとって、自分の強みを知るというのがどれほど価値があるのかについては、はじめに少し触れましたね。ここでは、具体的に自分の強みを明確にするためのツール、「ストレングス・ファインダー」についてお話しします。
「ストレングス・ファインダー」って、文字面だけ見るとちょっと堅苦しそうな感じがありますよね。
でも、このツールは非常にシンプルで、それでいて深い気づきとインサイトを与えてくれるんです。まず、このツールの起源についてちょっとだけお話をしますね。
ストレングス・ファインダーは、アメリカの研究機関であるギャラップ社によって開発されました。何十年にもわたり、何千人もの人々の「成功の秘訣」について調査を行い続け、その結果、成功している人々は自分の強みや才能を最大限に活かしているという結論に辿り着きました。そこで、ギャラップ社はこのストレングス・ファインダーを開発し、一人ひとりが自分の強みを見つけ、それを活かす手助けをすることを目指したのです。
「でも、具体的にどうやって自分の強みを見つけるの？」と思うかもしれませんね。
このツールは、質問形式のアセスメントで行われます。質問に答えていくことで、自分が持つ34の資質の中から、特に顕著なトップ5の強みを特定できるのです。（アセスメントには、いつくか種類があり、ものによっては34の全ての資質を細かく割り出してくれるものもあります）そして、その結果をもとに、どのようにその強みを日常や仕事に活かせるかのアドバイスももらえます。
フリーランスとして、競争が激しい世界で生き抜くためには、自分の持っている独自の強みや価値を明確にすることが非常に重要です。ストレングス・ファインダーは、まさにそのためのツールとして、世界中の多くの人々から愛されています。
自分の「強み」とは？
強みって言葉自体はよく耳にしますが、具体的に自分の強みって何なんだろう…と考えると、意外とピンと来ない人も多いのではないでしょうか。
「強み」とは、シンプルに言うと「自分が得意とする能力やスキル、そしてそれを継続的に発揮できるもの」を指します。要は、他の人よりも自分が特に得意とする、あるいは好きで継続的にやっていること。それがあなたの強みです。
フリーランスとして働く上で、この強みを明確にすることの重要性は計り知れません。なぜなら、多くのクライアントやプロジェクトが存在する中で、きちんと自分の強みをアピールすることで、他のフリーランサーと差別化を図り、より自分にあった仕事を引き寄せることができるからです。
では、フリーランスが成功するために役立つ特定の強みというのはあるのでしょうか？
実はこれは、一人ひとり異なります。たとえば、ある人は「細かい作業が得意」という強みを持ち、デザインや校正などの仕事で輝くかもしれません。また、別の人は「人とのコミュニケーションが得意」という強みを持ち、営業やコンサルティングの仕事でその能力を発揮するかもしれません。
重要なのは、自分自身の強みを正確に知り、それを活かす仕事を選ぶことです。そのためには、自己分析や先ほどの「ストレングス・ファインダー」のようなツールを使って、自分の強みを深堀りしてみることがオススメです。
皆さんも、自分の持つ独自の強みを見つけ、フリーランスとしてのキャリアをより一層輝かせていきましょう。
ストレングス・ファインダーの利用方法
ストレングス・ファインダーが気になってきた方も多いのではないでしょうか。
それでは、実際にどうやってこのツールを利用するのか、一緒に見ていきましょう。
- アセスメントを受ける
ストレングス・ファインダーのアセスメントは、オンラインで受けることができます。まずは公式サイトにアクセスし、指示に従って購入・登録を行います。質問に答えていく形式となっているので、リラックスした状態で、自分の直感に従って正直に答えてみてください。大体、30分程度で終わることが多いです。 - 結果をチェック
アセスメントが終わると、あなたのトップ5の強みが明らかになります。(種類によっては34の資質すべてが見れるものもあります。)それぞれの強みには詳しい解説や、その強みをどう活かすかのヒントが記載されているので、じっくりと読んでみましょう。また、それをフリーランスとしての仕事にどう活かせるか、実際の業務に照らし合わせて考えてみるのもおすすめです。 - ストレングスを読み解く
たとえば、「戦略性」という強みは、物事の全体像を見る力や、最適な道筋を考える能力を意味します。これを持っているフリーランスの方は、プロジェクトの計画やタスクの優先順位付けに長けており、プロジェクトマネジメントの仕事に向いているでしょう。「共感性」は、他人の気持ちや感情に敏感になる能力を指します。共感性の強い方は、クライアントやチームメンバーとの関係構築や、人間関係の調整に優れています。この強みを活かして、コンサルタントやカウンセラーとして活躍するのもいいかもしれませんね。
こうして、ストレングス・ファインダーを通じて、自分の持つ強みや才能を知ることで、フリーランスとしての道をもっとスムーズに、そして楽しく進めていく手助けを受けられます。
強みをビジネスに活かす具体的な方法
自分の強みを知ることは大切ですが、それを実際のビジネスにどう活かすかが気になるところですよね。ここでは、その方法を見ていきましょう。
自分の存在をアピールする時に大切なのは、自分自身がいかにユニークで他の人と異なるのかをきちんと相手に伝えられるかです。フリーランスとして競争が激しい中で、その「違い」を顧客に伝えることは非常に重要です。それを具体的にアクションに移すために、まずは自己紹介やポートフォリオ、そして自身のウェブサイトをチェックしてみましょう。これらはあなたのオンライン上の「名刺」とも言えるものです。
ここでの一つ一つの言葉や写真、デザインが、あなたのブランドを形作ります。
例えば、ストレングス・ファインダーで「共感性」の強みを持っていると分かったのなら、この強みを活かして、自分のブランドメッセージを考えてみましょう。たとえば、「お客様の心の声に耳を傾け、その悩みや希望を深く理解することが私の強みです。お客様一人ひとりに合わせた最適なソリューションを提案することに尽力させていただきます」といった表現が考えられます。
更に、ウェブサイトやポートフォリオに、実際に顧客の声を取り入れて、どのようにその「共感性」を活かして問題を解決に導いたのかのエピソードや事例を盛り込むと、より具体的で説得力のある内容に仕上がります。これらのアプローチを通じて、顧客は「このフリーランサーなら、私の求めているものを理解してくれる」という安心感を抱くことができます。そして、あなたの独自性や価値を明確に感じ取り、お仕事を依頼する確率が高まるでしょう。
例えば、あなたが「戦略性」の強みを持っている場合、それはプロジェクトの全体像を見る能力や、具体的な目標に向かって効率的にアクションを起こすセンスを意味します。この強みは、特にプロジェクトの初期段階での計画やスケジューリングにおいて、非常に価値があります。
では、具体的にどのように活用すればよいでしょうか。
まず、プロジェクト開始前に、その戦略的思考をクライアントと共有しましょう。具体的なロードマップや、各ステップでの成果物、そしてそれにかかる時間などを明確にして提示することで、クライアントはプロジェクトの全体の方向性や進行をイメージしやすくなります。さらに、このプロセスを透明にすることで、途中での誤解やミスコミュニケーションを防ぐことができます。また、クライアントはあなたの計画的かつ戦略的なアプローチに安心感を覚えるでしょう。このように、「戦略性」という強みを業務に組み込むことで、顧客との信頼関係を強化し、よりスムーズなプロジェクトの進行が期待できます。また、「共感性」も活かしたい場合は、顧客とのミーティングやフィードバックの際に、その感受性をフルに活用してクライアントの要望や悩みを深く掘り下げるアプローチをとると良いでしょう。
結論として、あなたの強みは、ビジネスのあらゆる面で大きな武器となります。自分の強みをきちんと把握し、それを戦略的に取り入れることで、フリーランスとしての道はさらに明るくなるでしょう。
フリーランスとしての強みを伸ばすためのヒント
自分の強みを知ったら、次はそれをさらに磨き上げるステージに移ります。フリーランスとして、どんどんその強みを伸ばして、自分の武器をさらに強力なものにしましょう。
「共感性」をさらに磨きたい方は、コミュニケーションやカウンセリングのワークショップに参加するのがおすすめです。また、「戦略性」の強みを活かしている方は、プロジェクト管理やビジネス戦略のセミナーで新たな知識やスキルを吸収するとよいでしょう。多くの業界団体や研修機関が、専門的なプログラムを提供していますので、ぜひ活用してみてください。
人によっては、強みを伸ばしているとその逆の弱みが目について、弱みも直そうとしてしまう方がいます。
そのこと自体は決して悪いことではないのですが、ここで大切なのが「弱みに固執せず、強みを最大限に活用する」というマインドセットを持つということです。
人間は完璧ではありません。弱みがあるからこそ、その反対側の強みが光るのです。弱みに捉われず、それをカバーする方法を考えるよりも、どうしたら自分の強みを最大限に活かすことができるかを中心に考えると、もっとポジティブで効果的なアクションがとれるようになります。
例えば、組織力が弱点だと感じるなら、その弱点をなおそうと奔走するのではなく、それを補完するツールやアシスタントを活用しながら、自分の「戦略性」を最大限に発揮することを目指しましょう。自分の強みを信じて、その力を最大限に活かすことで素晴らしい結果を残すことができるようになるでしょう。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます！
フリーランスとして生きていくということは、新しい挑戦や未知の領域の開拓、それと共に自分自身を成長させていくという、まさに冒険のような人生です。
この冒険の中で、時々迷子になったり、間違った方向に進んでいるのではないかと疑問を抱くこともあるでしょう。そんな時、手助けとなるのが今回ご紹介した「ストレングス・ファインダー」です。
このツールを通じて、自分の持っている真の強みを知り、それを活かすことで、より自分らしく迷いのない働き方ができるようになるのです。
私たちが何に価値を置き、何を得意としているのかを知ることは、フリーランスとしての道を切り開く上で非常に大切なことです。また、自分の強みを知ることで、今まで以上に自分に自信を持って仕事に取り組むことができるようになります。
最後に、どんなに困難な状況に直面しても、自分の強みとその価値を信じ続けてください。皆さんも自分の強みを大切にし、その力を信じて、これからのフリーランスライフをさらに豊かにしていってください。
以上、今回は「フリーランス必見！ストレングス・ファインダーで自分の強みを見つける」についてモノがたってみました。
