Fiverrで副業をやってみた|英日翻訳が私に合わなかった理由と手数料

2026年9月8日更新:2020年公開の英日翻訳の体験談です。価格例や受注時の感想は当時のもので、現在のすべての案件に当てはまるものではありません。

Fiverrの副業は稼げる?まず手取りと時間を確認

Fiverr公式では、完了した注文の購入額の80%が出品者の収益になると案内されています。最低開始価格は5ドルですが、カテゴリによってはそれより高い最低価格があります。

注文額の例80%で計算した収益合計1時間かかった場合
5ドル4ドル1時間あたり4ドル
30ドル24ドル1時間あたり24ドル

これは計算例で、収入予測ではありません。出金・為替等の費用や税金は含めていません。見積もりには、制作・翻訳だけでなく、調査、連絡、修正の時間も入れてください。

出典:Fiverr公式:収益 / 出品と最低価格

英日翻訳を出品して分かった、文字数だけでは見積もれないこと

私が依頼されたのは、ウェブサイト、技術マニュアル、歌詞の翻訳などでした。同じ短い文章でも、調べる内容や表現を考える時間は違います。当時の低い価格設定では、その違いを十分に吸収できなかったことが、Fiverrが私に合わないと感じた理由の一つです。

これから試すなら、文字数だけで値段を決める前に、次の項目を依頼者と確認しておくと、作業範囲を整理しやすくなります。

  • 原文と用途:全文を確認できるか。ウェブ掲載用、社内資料、歌詞など、何のための翻訳か。
  • 専門用語:参考資料や用語集があるか。調査が必要な分野か。
  • 納品形式:文章だけか、元のファイルへの入力やレイアウト調整まで含むか。
  • 修正の範囲:誤訳の修正と、原文の追加・変更を分けて相談できるか。
  • 納期:翻訳に加え、確認や連絡の時間まで確保できるか。

依頼内容を確認するメッセージ例

以下は、今回整理した確認用の例文です。実際に当時送ったメッセージではありません。

Thank you for your inquiry. Could you share the full text, its intended use, your preferred delivery format, and the deadline? Please also let me know if you have a glossary or reference material. I will review the scope before confirming the price and delivery date.

「全文・用途・納品形式・期限・参考資料を確認してから、価格と納期を決めたい」と伝える内容です。依頼の詳細を確認する前に、短い文章だからすぐ終わると判断しないためのひと手間です。

続けるかを判断するために残したい記録

受注額だけでなく、調査・翻訳・連絡・修正にそれぞれ何分かかったかを残しておくと、自分に合う案件の条件が見えてきます。私の経験では、翻訳そのもの以外の時間が、当初考えていた採算とのずれにつながりました。件数を増やす前に、無理なく続けられる作業範囲を確かめたいところです。

募集案件を探して応募する方法も比較したい方は、Upworkの始め方と体験談も参考にしてください。

Fiverr・Upwork・ココナラ|仕事を受ける側で比較

まずは「英語で出品する」「英語で募集に応募する」「日本語で出品する」のどれが自分に合うかを考えてみてください。以下は主な使い方の比較で、稼ぎやすさの順位ではありません。

サービス主な使い方受注側の手数料の目安
Fiverr英語でサービスを出品し、注文や相談を受ける注文額の20%(収益は80%)
Upwork英語で募集案件を探し、提案・応募する契約ごとに0〜15%。応募に使うConnectsの費用も確認
ココナラ日本語でスキルを出品し、注文や相談を受ける通常サービスは販売総額の22%(税込)。電話相談等は別体系

2026年9月8日確認。出金・為替・税金などの費用は別途確認してください。出品・応募しても受注が保証されるわけではありません。

日本語で出品したい方は、まず出品条件と手数料を確認しましょう。

ココナラの出品方法を確認する

英語で募集案件に応募したい方は、Upworkの始め方と体験談へ。Fiverrで出品したい方は、公式のGig作成ガイドで準備する内容を確認できます。

手数料の出典:Fiverr公式 / Upwork公式 / ココナラ公式

Fiverrという海外のクラウドソーシングサイトは知っていますか?

私がメインで使っている「Upwork」というサイトを以前紹介しましたが、FiverrもUpworkと同じフリーランス向けクラウドソーシングサイトです。

Fiverrは海外で人気のサイトで、特にデザイナーやイラストレーターさん向け。英日の翻訳の案件はそこまで期待できないかもと思いつつ、どんなサイトかずっと気になっていたので今回調べてみました。

結論から述べると、私が当時試した英日翻訳の価格設定では、作業や連絡にかかる時間に報酬が見合いませんでした。Fiverr全体で稼げないという結論ではなく、私のスキル・単価・働き方との相性についての体験談です。

この記事は、案件を受けて仕事をする「Seller(売り手)」の目線で、出品前に確かめたい条件をまとめています。

これだけでは、Fiverrの仕組みと、私がFiverrがイマイチだと思った理由が伝わりにくいと思うので、細かくFiverrというサービスについて説明したいと思います。

Fiverrとは?サービスの仕組み

Fiverrの翻訳サービス一覧

日本の「ココナラ」のように、自分のスキルをサービスとして出品する仕組みをイメージすると分かりやすいと思います。

ココナラの最低出品価格はカテゴリーごとに異なり、500円から設定できるものもあります。Fiverrもカテゴリーによって最低価格が異なるため、出品する分野の条件を確認してください。

Fiverrはいわば、仕事をお願いしたい「Buyer(買い手)」と案件をもらって仕事をする「Seller(売り手)」のマッチングサービス。

Fiverrでは、出品するサービスを「Gig(ギグ)」と呼びます。出品者が作業内容、価格、納期などを決め、依頼者が内容を確認して注文します。

買い手は、出品者のギグ一覧を見て、そこから仕事をお願いしたい人にアプローチできるようになっています。

出品の仕組みは分かりやすい一方、注文を受けるには、サービス内容や実績を伝える準備が必要です。

Fiverrはこんな人に向いている(メリット)

🙆 幅広い種類の仕事に挑戦してみたい

仕事の範囲や納期は出品内容によって異なります。短時間で完了するかは価格だけで判断せず、修正や連絡も含めて見積もる必要があります。

私は「英日翻訳」でGigを出品していたのですが、これまでにウェブサイトの翻訳、技術マニュアルの翻訳を頼まれました。中には、歌詞の翻訳もあって、なかなか珍しい案件でした。

フリーランサーとして色々な種類の案件をこなすことは、経験を積むために重要です。

リサーチを苦だと思わない人、変わった案件もこなしてみたい人には、Fiverrはオススメです。

🙆 気軽に副業に挑戦したい

Fiverrは、フリーランサーとしての経験が浅くても気軽に副業に挑戦できます。

出品前には、プロフィール、対応できる作業、実績やサンプルを用意しましょう。レビューも判断材料になりますが、登録や出品だけで注文が入るわけではありません。

もちろん、安いからといって適当な仕事をすると、レビューに悪く書かれてしまうので、しっかり責任を持って仕事をすることは他のクラウドソーシングと一緒です。

英語でのやり取りに対応でき、自分のサービス内容と価格を決めて出品を試したい人には、検討候補になります。収入が必要になる時期と、受注まで待てる期間も考えておきましょう。

Fiverrはこんな人に向いていない(デメリット)

🙅 自分なりの単価や時給が分かっている

Gigの価格は、カテゴリーごとの最低価格などの条件の範囲内で設定します。安さだけで決めず、手数料と必要な作業時間から考えることが大切です。

しかし、Fiverrを始めたばかりの人はレビューがないので、価格で差をつけようとすると、作業時間に見合わない条件になりやすいと感じました。安くする以外にも、対応分野や納品内容を明確にする方法を検討したいところです。

私が当時参考にしたのは、翻訳する文字数に合わせて「5ドル」「15ドル」「30ドル」と分ける価格設定でした。現在の推奨価格や相場を示すものではありません。

30ドルGigの文字数を超えるものは、内容に応じて価格を交渉する流れになります。

上記の料金設定は、他の翻訳者の出品内容を参考にして作りました。ですが、正直この料金設定では、私の通常の単価よりだいぶ低くなります。

例えば、150文字までのGigを5ドルで出品した場合。150文字はそこまで多くはありませんが、内容によってはリサーチをする時間も発生するので、終えるのに30分前後かかります。

そうなると、なんと30分で5ドル・・。割に合いません。買い手からのメッセージの受け答えをする時間を入れると、1時間を超えることもあるかもしれません。

もちろん、もっとスピーディーに量産できるものであれば、Fiverrで受注する価値があると思います。5ドルの仕事を10分前後でできるものとか。

さらに、Fiverr手数料が20%なので、5ドルの仕事をしても取り分はたったの4ドルです。5ドル以上の仕事を受注できたとしても、費やした時間に見合った報酬がもらえないというのが、私の感想でした。

ですので、自分の中で単価や時給がすでに分かっている人であれば、Fiverrだと最初のうちは報酬がだいぶ落ちてしまう可能性があります。

🙅 単発の仕事ではなく長期で働きたい

Fiverrでは出品したGigを見た依頼者から注文や相談を受けられます。ただし、出品内容の改善や実績づくりは必要で、仕事が自然に集まるとは限りません。

しかし、私が当時想定していた小規模な案件では、継続依頼につながるかが気になりました。現在の依頼者全体の個人・法人の割合を示すものではありません。

継続依頼の可能性は、相手が個人か法人かだけでは判断できません。依頼の目的や頻度、今後の予定を確認しておきたいところです。

継続依頼でも手数料を含めて採算を考える必要があります。やり取りや決済はサービスの規約に従い、継続できる価格と作業量を決めましょう。

長期的な仕事を重視する場合は、継続の条件を確認しながら、募集案件に自分から応募する方法なども比較するとよいと思います。

🙅 調査や修正に十分な時間をかけたい

私の英日翻訳では、調査や修正に時間をかけるほど、当時の低い価格設定との両立が難しくなりました。これはFiverr全体の仕事の質についての評価ではありません。

できるだけ、効率良く仕事をスピーディーにこなすスキルが必要です。

短い納期を設定する前に、普段の仕事と両立して納品できるかを確認しましょう。

受注後に無理をしないためにも、対応範囲と納期、追加修正の扱いを出品時に明確にしておく必要があります。

当時参考にした出品例には短い納期がありましたが、全出品者に共通する条件ではありません。無理なく対応できる納期と修正回数を設定することが大切です。

レビューのために無理な条件を引き受け続けるのではなく、品質を保てる時間と価格を先に決めておきたいところです。

私の場合は、この時間と報酬のバランスが合いませんでした。

総評

今回は、「英日翻訳」という視線でFiverrをレビューしてみました。もしスキルが違えば、ここでのデメリットがメリットに変わることがあるかもしれません。

私が試した英日翻訳の条件では、FiverrよりもUpworkでの仕事の取り方が自分に合っていると感じました。どちらでも収入の安定が保証されるわけではありません。

他の出品者の収入をそのまま自分の見込み収入にはできません。自分の販売価格、手数料、作業時間、受注頻度で採算を確かめることが必要です。

皆さんはどう思いますか?コメント欄から、皆さんの感想も待ってます!

以上、海外クラウドソーシングサイト「Fiverr」のモノがたりでした。

Fiverrが合わないと感じたら、次に確認したいこと

仕事を受ける場所を選ぶときは、対応できる言語、手数料を差し引いた報酬、やり取りや修正にかかる時間を比べてみてください。この記事の体験談も、ご自身のスキルや希望する働き方に照らして判断する材料にしてください。

日本語でのスキル出品を検討する方は、ココナラの出品者向け案内を確認してみてください。サービス内容・納期・修正回数を具体的に決め、最新の手数料を差し引いても作業時間に見合う価格になるか、出品前に確かめましょう。登録・出品だけで仕事が保証されるわけではありません。

ココナラの出品方法を確認する

英語での案件獲得を検討する方は、Upworkの始め方と体験談を読むところから。登録方法や案件への応募について、Fiverrとの違いを確認できます。

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