スペインに到着したらすぐに住民登録（Empadronamiento）をしよう！手順と方法について

スペインに入国された皆さん、スペインの生活に少しづつ慣れてきましたか？

さて、アパートなど住むところがすでにあり、スペインで生活を始める人が最初にするべき手続きが「Empadronamiento（住所登録）」です。日本でいう住民票ですね。この住所にいつから住んでいるというのを国に示す書類になります。

では実際に住民登録の手続きについて確認してみましょう。

Empadronamiento（住所登録）をするメリット

• スペイン国内で居住や就労許可証を申請するときに必要
• 行政から医療などのサポートを得る際に必要
• ソーシャルセキュリティー番号取得に必要
• 運転免許証の変更の際に必要

などなどと、スペインで長期間滞在して仕事などもする予定の人は、早めに登録を済ませておいた方が後々楽です！（入国後1ヶ月以内にはした方がいいというのをよく聞きます。ちなみに私はちょっと1ヶ月を超えてからの申請でしたが問題ありませんでした。不安な時はオフィスで直接確認してみてください。）

Empadronamiento（住所登録）の手続きはシンプル

住民登録の手続きは予約をどれくらい早く取れるかによりますが、内容はとてもシンプルです。その手順は下記の通り。

ではそれぞれのステップを詳しく見ていきましょう。

①オフィスで手続きをするための予約をする

予約をするためには、近くのオフィスで手続きをする方法とオンラインの方法があります。スペイン語ができる人はこのリンク先からオンラインで申請が可能です。

私はスペイン語はゼロでしたので、直接オフィスに赴いて予約をしました。いつもオフィスには列があるので時間には余裕を持っていくことをおすすめします。

私はバルセロナにある近所のオフィスに行きましたが、もしバルセロナで登録を考えている人はこちらから近くのオフィスを探してみてください。

②必要な書類を準備する

申請に必要な書類はいくつかあるので、予約日までに集められるかどうかも事前に確認しておいてください。もし不安な場合は、オフィスに訪れて予約をする際に一度確認してみてもいいかもしれません。申請時に記入が必要なフォームを事前にくれたりします。

• Empadronamientoの申請用紙
• パスポート
• NIE
• 住所を証明するもの

賃貸契約書が必要です。シェアアパートに住んでいる場合には、アパートの契約書の人に話して、契約書のコピーとその人のIDのコピーがあればOKです。（公共料金の領収書も使えるそうです）

私も最初混乱したのですが、ワーキングホリデーで来ている人はすでにNIE番号を取得していて、パスポートに書かれています。ですのでパスポートがあればNIEの心配はいりません。学生ビザなどで来ている人はスペイン入国後に申請が必要で、IDカードみたいなものをもらえるそうです。

ワーキングホリデーの人もNIEは有るけど、パスポート持ち歩きたくないからカードが欲しいと言う場合にも警察署で手続きが可能そうです。

③オフィスに赴いて手続きをする

オフィスに着いたら、予約時にもらった予約番号をチケット機に入力して、受付番号をもらって順番を待つだけ。必要な書類がすべてあれば手続きは10〜15分で終わります。最後に証明書のコピーを2、3枚もらってください。今後セキュリティーナンバー取得時に必要となります。

正直英語が通じると思って来ていたバルセロナですが、公共機関だとスペイン語しか通じない場合がほとんどでした。知らない言語での手続きは不安だと思いますが、しっかりコミュニケーションをとったり、周りの知り合いの人に助けてもらいながらも手続き頑張ってくださいね！